ファンエラー

CPUファンエラーなんて、普段はなかなか聞く機会がない言葉ですよね?

 

めったに壊れる部分ではありませんが、いつものように電源をポチッと入れて「CPU Fun Error! Press F1 to Run SETUP」なんてメッセージが出てきたらCPUファンエラーです。

 

このメッセージは使っているマザーボードのメーカーによって微妙に変わってきますが、「CPU Fun」という単語が入っていたらほぼ間違いなくファンエラーですね。

 

ファンが壊れてしまったのでしょうか。いえいえ、実はそうとも限らないのです!

 

今回の記事ではCPUファンエラーについて簡単に書いてみますね^^

なぜCPUファン警告が出るのか

なぜ「CPU Fun Error! Press F1 to Run SETUP」なんてメッセージが出てきてしまうのでしょうか。

 

これは、ファンの回転数が既定の回転数よりも少ない場合に、故障ではないか確認で聞いてくるメッセージなんですね。

 

ファンの回転数は気温や、CPUの温度によって変動します。

 

そのため、めっきり寒い日などには回転数が上がらずにファンエラーのメッセージが出てしまう場合があるんです。

 

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CPUファン警告を出さない設定

寒い日が続いて、その期間ずっと警告メッセージが出るのも気分が悪いですよね。

 

そんな時には出ないように設定してしまいましょう!

 

CPUファンエラーのメッセージを出さないようにするためには、BIOSと呼ばれる設定項目を呼び出す必要があります。

BIOSの呼び出し方

bios

電源を押した直後(メーカーのロゴなどが出ている時)に「Delキー」や「F1キー」を押すことで呼び出すことができます。

 

メーカーごとに押すボタンは異なりますが、一例としては以下のようなボタンです。

 

  • NEC  「F2」キー
  • 富士通  「F2」キー
  • 東芝 「F2」キー
  • SONY 「F2」キー
  • Lenovo(IBM)  「F1」キー
  • HP(Compaq) 「F10」キー
  • Dell  「F2」キーまたは「Ctrl+Alt+Enter」キー
  • 日立 「F2」キー
  • Panasonic 「F2」キー
  • Sharp 「F2」キー
  • ASUS  「F2」キー

 

年式によっても異なってきますのであくまで一例ですが、基本的にはF1、F2、F10などで呼び出す事が多いですね。自作PCの場合には「Delキー」や「ESC」が多かったりします。

CPUファンに関する設定を変更する

ファンコントロール

BIOSを起動すると、英語ばかりで何が何だか分かりませんね^^;

 

これもメーカーによって変わってくるのですが、Advanced Modeという項目を探してみましょう。

 

その中にMonitorとか、CPU Q-fan Controlとか、CPU Fan Beep Soundとか、CPU Fan Speed Low Limitといった項目はあるでしょうか。

 

要は、どの回転数で警告メッセージを出すかを決める項目があるので、それを探すわけです。

 

現在の設定よりも一つ下に下げて、例えば、現在600回転で警告を出すようになっているなら500回転で出すように設定を変更してみましょう。

 

これで再起動をかけて出なければ問題ありませんが、設定をかなり下げても警告が出続ける場合には本当にファンエラーが壊れている可能性があります。

CPUファンが壊れている場合には

CPUファン

熱暴走で故障する恐れがありますので、すぐに交換する必要があります。

 

デスクトップパソコンであればさほど難しい作業ではありませんが、ノートパソコンの場合にはかなり分解しないと交換ができません。

 

専用品を使用している場合も多いので、対応品が見つかるかどうか分からないという問題もありますね。

 

いずれにしても、対応する交換品を探し、実際に交換する作業が必要になるという事です。

内部清掃で直る場合も

パソコンの内部はかなり埃がたまりやすいです。長年使っているのに一度も開けたことのないパソコンは、下の画像みたく驚くほどの埃が溜まっていることもありますよ^^;

 

埃

 

そんな状態だと、もちろんファンにも埃がたまって動きが悪くなっている場合もありますので、そんな時には内部清掃のみで直ったりすることもあります。

 

当店では、本当にファンの交換が必要かを判断させていただき、なるべく安く仕上がるようなご提案をさせて頂きます!

 

電源を入れたときに謎のエラーメッセージが出た時などは、その文字をメモってすぐにお問い合わせください。迅速に対応させて頂きますよ。

 

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